夫が可愛い子猫と住み始めておりました。
この表現がポイントでして
赤裸々な告白になりますが
私達夫婦は
ここしばらくの間
連絡を取っていなかったのです。
写真を見ると
夫の実家に住んでいる猫ちゃんとは違う事がわかり
また違う魅力を感じる子猫ちゃんの写真を
何度も見入ってしまうのでした。
今すぐ逢いに飛んで行きたいと
心がうずうずしながら
「良かった」
と心の底から思ったのです。
昨年は、
夫の最愛の愛犬が次々と虹の橋を渡りました。
あんなに愛おしい子達にはもう出逢えないと
私も心にかなりのダメージを負いました。
休みが取りづらいので
1泊2日
それも金曜日の仕事後に羽田へ向かい
土曜日のAM2時頃、深夜発の便で飛び
月曜日のAM1時頃、深夜に羽田着でのスケジュールで
逢いに行く事も
何度かありました。
(このスケジュールの最中に
私は左足首の靭帯が伸びる怪我をしたのです。)
義父母も
愛犬の病院へ服薬に付き添う日課から
最後の数ヶ月は
毎日10時間の点滴の付き添いに変わっても
どちらかは必ず側に居り
愛を注ぎ続けていました。
本当に
誰もが愛おしいと思う家族でした。
昨年はそれだけではありませんでした。
丁度昨年の今頃です。
夫にとっては弟のような存在の
従兄弟も若くして天に召されました。
きっと回復すると誰もが信じ
夫も日本と行き来をしていた頃でしたので
従兄弟や従兄弟家族に渡してほしいと
従姉妹が大好きなアニメのグッズ等
沢山のお土産を夫に持たせました。
きっと喜んで頂けると
思っていました。
アニメのグッズは
絶対に喜んでくれると
早く手に渡ってほしいと
思っていました。
夫が北京へ着いた頃
私は丁度、会議前でした。
夫から電話があり
何か忘れ物でもしたのかなと
軽い気持ちで電話を取ると
「間に合わなかったよ」
と涙を流しながら
なんとか一言を夫が発している事がわかり
嘘でしょと思いながらも
私もその場で崩れ落ちそうになり
事情を話し
しばらくの間、退席させて頂いたのです。
昨年を振り返ると
夫は大切な身近な存在を失い
感情のコントロールが
本当に大変な1年だったと思います。
失う事の辛さを
喪失感を感じる事を考えると
新しい命を自分の元に迎える事は
もうできないと
私に言っていたのです。
その気持ちもよく理解ができるので
ただ見守っておりましたが
この度、新しい家族を迎えたと知り
夫の悲しみは癒えてはいないのですが
夫が一番フォーカスする点が
今に変わったと私は確信し
良かったと
心から思ったのです。
私が口でやっつけてしまうバトルも
冷戦も
あれこれとありますが
今こうして離れていても
やはり夫なのです。
なんだかんだあっても
夫はツインレイだと思うのです。
夫に連絡をするきっかけとなった
大変有難い出来事については
またどちらかの機会で
綴りたいと思います。
本日は
夫婦でないようで
夫婦である私達が
一歩前進したと感じる
一日でした。