私にとって
強さとは
どんな事にも何方にも柔軟に対応する
しなやかさだと思うのですが
ここ最近は、失敗を語れる事だとも思うのです。
自分がした失敗や辛い思いを他の人にはさせたくない
次世代に同じ苦しい思いをさせたくないと
思っていらっしゃる方々から伺うお話というのは
栄光話だけではないのです。
もちろん
出過ぎた杭は打たれないというように
前に出て意見を言う、信念を貫く強さといのも
必要な強さだと思います。
むしろ、私はこういった事こそが
強さなのだと思って人生の半分以上を過ごしておりました。
「understand 人の下に立つから理解できるのです。」
という言葉も
10年以上前に耳にした時には
私はその言葉の意味が解りませんでした。
数年前
感情的になり口を尖らせている私に
「感情的になったら負けます」と
私を見兼ねた方が
送って下さった言葉があります。
中国明の思想家 呂新吾が
リーダーの資質について述べた有名な言葉です。
「深沈厚重」は第一等の資質
「磊落豪雄」は第二等の資質
「
いろんな訳や解釈がありますが
頭が良くて才能があり弁が立つことは大して重要な資質ではなく
常に深く物事を考え
物事に動じない資質がリーダーに必要である。
上記はリーダーの資質についてではありますが
物事に動じない資質というのは
誰もが持ち合わせたい強さではないでしょうか。
私にこの言葉を送って下さった方は
聞く耳も持ち合わせていらっしゃり
何を言われてもまずは傾聴し
どんな時にでも慌てる事なく動じず
美しいままなのです。
つまり、強さとは
常に美しくある事なのだと思います。
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