2020年10月13日火曜日

様々な夫婦のかたち




私は中国で夫に出会った時

この人と結婚するのではと直感がありました。


出会った当時

共通言語はありませんでした。


私達は日本と中国

別々の国に暮らしていました。


出会って数ヶ月後

夫が日本への留学を決め

日本で暮らし始めました。


そして数年経ち

 私は夫と国際結婚をしました。


結婚という結果になったのは

私にとっては自然な事でしたが

周りから聞こえてくる声は

祝福だけではありませんでした。



我儘なあなたは中国で生活するなんて絶対に無理だと思うよ

(素直にハイと思いましたが

そうなったら仕方がない

そうなったらそうなったで私は生活しますと思いました。)



ご主人家族は反日ではないのね?

(おそらく反日教育をしていた方も居ますが

優しくて私を守ってくれる

愛に溢れるご家族です。)



戦争が起こったらどうするの?

(どうしたらいいんでしょうか?

どうすればいいと思いますか?

とお聞きしたかったです。)



ことばが通じない両親の介護はどうするの?

(ごめんなさい。

 そもそも私は介護は致しませんと夫にお伝えしてあります。)



別性って夫婦じゃないみたい

子どもが生まれた時も両親の苗字が違うっていいの?

(夫の苗字がかっこよかったら

 苗字を変更していたかもしれません。

 中国は別性ですので

 夫も何とも思っておりません。)



子どもが生まれた時はどっちの国籍にするの?

(子どもに選択させます。

夫も私のこの意見に大賛成です。)



ご主人に日本国籍を取得してもらったら?

(夫婦で同じ国籍の方が何かと良いかもしれませんが

私の夫は国籍を変える事を望んでおりません。)



そんなに自由人でお料理もしないのによく結婚できたね。

(夫に感謝です。)



等々、私達夫婦には沢山のご心配を頂き

おそらく今も頂いているのではないかと思います。

私が気がつかない事も多々あり

ご心配いただくこと

ご心配に留まらずにお知らせいただく事は

有難い事だとも思います。


ただ、私は夫を選んで結婚したのであって

ご心配頂いている件は

これから問題になったとしても

乗り越えるしかないだろうと思っております。



今の状況を知る方々からは

そんなに会わなくて大丈夫なの?

ともよく聞かれます。


勿論、私は会いたいのですが

心の奥底では

夫が夫であることに

それだけでも

愛と感謝を感じております。



夫の生活拠点が日本だった頃

彼が1ヶ月ぐらい日本を離れた時も

「1ヶ月も離れて不安にならないの?」

と、聞かれまして

不安ということばに驚いた事もありました。

(今現在はわかるのですが)


不安になる人と結婚するの?

とその時は質問された事に

疑問を感じておりました。

しかしながら

それほど一緒に居たいということかと

他の考えも浮かんできます。



長くなってしまいましたが

夫婦のかたち

これだけが正解

これは間違いという

答えはないのだと思います。


この記事では

夫婦=男女

で私は綴っておりますが

これも一つのかたちであります。



家族という社会の中で

夫婦という血縁関係のない家族は

様々なかたちがあって

当然なのだと思います。








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